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オクラはビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれ
夏バテ防止で栄養価も豊富な食材。切るとネバネバする正体は
ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果
もあってインドでは古くから重要野菜とされ重宝されてます。
暑さには強いが寒さに弱く、10℃以下になるとまったく成長しなくなり
しかも、成夏になるまでしっかり成長していないと一人前になりにくく
花つきも悪くなるので、オクラの栽培を成功させるには適期に始めるのが重要
土づくり
植付け2週間前に石灰を1㎡あたり100gまき土と混ぜます。
石灰投入後1週間経過したら溝を掘って肥料を入れる
肥料は1株あたり化成肥料30g、油かす50g、堆肥500g
肥料を入れたら畝を作って1週間ほど放置
オクラは肥料の吸収力が強いので、元肥が多いと草の勢いが強くなり
実がつきにくくなるので、肥沃な土地では少なめにしてあとで調整する方がよい
種まき
オクラは低温に弱いので、種から育てる場合はポット栽培にして
冷えないように保温に努める
ポットには種を3~4粒まき、芽が出て本葉が2枚になったら2本残し
本葉が3~4枚になったら1本に仕立て5~6枚になるまで苗を育てる
オクラの種は表皮が硬くそのままでは発芽しづらいので
種まきの前日からぬるまに浸しておくと発芽しやすくなる
苗植え
苗の間隔は30cmぐらい
植付け数日前にポリマルチをして地温を高めておく
マルチは乾燥や雑草を防ぐので、のちのちの手入れも簡単になる
管理
・摘葉
苗の成長が順調に進み下の葉が混みはじめてきたら
着果した下の節の葉を一枚残し、それから下の葉はすべて摘み取る
・追肥
1回目の追肥は植付け20日前後を目安として1株当たり化成肥料を
15gぐらい与え、その後は2週間に1度同じ量の肥料を与える。
収穫
開花後7日~10日前後で長さ7cmぐらいが食べごろ
丸いオクラの場合は15cmぐらいになっても大丈夫ですが
5角形のオクラは大きくなると硬くなってしまい味が落ちる
すぐに大きく成長してしまうので、食べごろに達してなくても
そこそこ成長していれば収穫してしまった方が無難です。
収穫の際は付け根が硬いので必ずハサミで切り取るようにする
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