ホーム » さつまいも » さつまいもの栽培|失敗しない苗選びで大収穫
さつまいもは初心者でも失敗が少なく簡単に育てられる野菜です。
生育適温は20℃~30°と高温を好み、乾燥にもよく耐えて生育します。
土壌の適応性も幅広く、酸性土壌でも育ちますが肥沃な畑では
チッソ成分が多すぎてつるぼけすることもあるので、肥料を与え過ぎない
ように注意する必要があります。
土の中の見えない部分にできる野菜なので、収穫までどのように
成長しているかわからないですが、それが楽しみでもあり、大きく太い芋が
獲れた時は大変うれしいものです。
収穫まではやや長めですが、簡単なので初心者の方は
ぜひチャレンジしてみてください。
土づくり
植付け1週間ぐらい前に堆肥を1㎡あたり2キログラム混ぜ合わせます。
さつまいもは水はけが良く通気性がいい土壌を好みますので
もし水はけの悪い土なら一緒に腐葉土や赤玉土を混ぜるといいです。
畝は幅を40~50cmぐらい、高さを30cmぐらいとし高畝にします。
苗植え
苗選びは節が5~7節、長さが25cmぐらいで茎が太いものを選びましょう。
短くてずんぐりしていたり、細長く葉色が悪い苗はやめましょう。
苗植えは船底植えか水平植えが一般的
深さは5cmぐらいとし、苗の先端2~3節が地上に出るようし30cmぐらいの
間隔で植えていきます。
早どりや収穫量を増やすにはビニールマルチを行うと地温が上がりやすく
成長しやすくなります。ビニールは透明の方が上がりやすい。
この場合の苗の植えかたは、斜めに苗を置き、先端を2~3節残して指先で
地中にめり込ませる斜め植えとなります。
管理
追肥は必要ない
肥料に効き過ぎ、特にチッソ成分が効き過ぎるとつるぼけになってしまい
収穫量が減ったり、味の悪い芋が出来てしまうので控えた方がいい。
葉が少し淡すぎてきたら少量をまく程度。
つる返し
さつまいもはつるが地中に触れていると、そこから根を出し新たな芋を
作ろうとします。そうすると芋の栄養が分散されてうまく育たなくなるため
つるが四方へある程度伸びたらつるを引っ張り返します。
この時、土に根を張り出していたらそれも抜いてしまうようにします。
収穫
つるや葉が枯れ始めたら収穫の合図です。
収穫方法は、まずつるを先に鎌などで取り除いてから掘るようにします。
芋を掘る際は傷つけないようにつるの根元から離した位置でくわを入れます。
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